農産物認証について
やまがたGAPの認証
やまがたGAP第三者認証制度について
やまがたGAPとは
山形県が策定したGAP(農業生産工程管理)で、「食品安全」、「環境保全」、「労働安全」、「人権保護」、「農場経営管理」の5分野について管理すべきポイント(管理点)と満たすべき基準(適合基準)が設定されています。農産物生産の各工程で適切な時期に点検を行い、改善を図るための取組みです。
GAPの第三者認証について
GAPは、各管理点の適合基準を満たすように取組み、自己点検しながら改善を図ることが重要ですが、山形県より第三者認証機関として指定を受けている当センターが点検し認証することにより、販売先等にGAPの取組みが適正に行われていることを示すことができます。
「やまがたGAP」第三者認証制度は国際水準GAPで取り組むべき上記5分野を満たしながらも管理点の数を抑え、国際水準GAP認証取得の練習台として取り組みやすい制度としています。
制度の概要
(1)認証機関 | 公益財団法人やまがた農業支援センター(山形市緑町一丁目9番30号 緑町会館4F) |
(2)対象品目 | 「青果物(野菜・果樹)」、「米」 |
(3)認証の対象者 | 山形県内を所在地とする農場で構成するとともに、統一的な生産出荷基準を共有し、この規程で定める認証基準に則した取組みを管理するための事務局を有する団体又は農業法人 |
(4)認証の要件 | ア やまがたGAPを申請前3か月以上の期間実践していること イ 各点検項目の適合基準を満たしていること ウ 年に1回以上内部監査(又は自己点検)が行われていること |
(5)審査の方法 | 団体の事務局及び生産現場等でやまがたGAPの取組状況を審査し、その結果をもとに、有識者等で構成する判定委員会において、認証の可否を決定します。 |
(6)認証手数料 | 基本額 12,100円(消費税含む)(複数回検査等の加算額は、基本額の1/2) |
(7)期間 | 令和4年4月~令和7年3月(3年間) |
やまがたGAP認証までの流れ
やまがたGAP認証マーク
認証農産物に対する表示の方法
認証登録者は、シール、カードなどの表示資材、または、段ボール、フィルムなどの包装資材への印刷等により認証農産物に対する認証マークの表示ができます。