農業をはじめたい方
研修中の心構え
長期研修に入ったら、ほとんど毎日、受入農家で研修することとなります。
慣れない農作業で大変でしょうが、研修期間はあっという間に過ぎていきますので、修了後にきちんと農業を開始できるよう下記の点に注意しながら研修しましょう。
技術の習得
栽培技術、施肥設計、機械の操作、ハウスの建て方など、習得すべき技術や知識を箇条書きし、受入農家等に指導を仰ぐ。
知識の習得
経営管理、労務管理、販売管理など農業経営全般の知識を吸収。
農林大学校や支援センターの研修は必ず参加する。
お金の確保
初期投資や運転資金不足に備え、各種制度資金等の情報を収集。
経営・生活の両面の支出を抑えるノウハウを学ぶ。
農地の目星
収納予定の市町村の下限面積を確認し、農地の目星をつける。
併せて農作業小屋、農業機械等の目星も付けておく。
人とのつながり
研修期間中に出会った人たちとのつながりを大切にする。
受入農家の方と一緒に、地域行事に参加するなど、積極的に交流すると、思わぬいい話が転がり込んでくることもある。
辛口チェックポイント
- 一番重要なことは、受入農家等との信頼関係を構築することです。
- 自分の考えもあるかと思いますが、「師匠」であるということを忘れず、素直な心で指導を受けることが基本条件です。さじを投げられないよう、まじめに研修しましょう。
- 研修期間中は、半年ごとに研修状況報告を知事に提出しなければなりません。きちんと作業日誌をつけましょう。報告期限も守りましょう!